脳幹出血 闘病体験記

麻痺性構音障害




麻痺性構音障害


突然、ろれつがまわらなくなったら・・・ 言葉がはっきりしゃべれなくなったら・・・・・
T 麻痺性構音障害とは・・・
脳梗塞、脳出血などによる脳血管疾患や神経性の変性疾患(パーキンソン氏病・脊髄
小脳変性症・筋萎縮性側索硬化症・舞踏病など)でおこり、言葉を話すときに使う発声・発語器官
(口唇・舌・声帯・軟口蓋など)の麻痺、異常運動などにより、発音が不明瞭になったり、誤ったり、声が出に
くくなったりすることをいいます。運動性構音障害、麻痺性構音障害などと呼ぶこともあります。
U 症状
・ 発音がはっきりせず、日本語の音にならない(歪み)
例・・・・・・・[すいか]→[すい*]
・ 発音したつもりの音とは別の音になってしまう(置換)
例・・・・・・・[すいか]→[すいは]
・ 発音したつもりの音が発音されない(省略)
例・・・・・・・[すいか]→[すい?]
・ 会話に抑揚がなくなる
・ 途切れ途切れの会話になる
・ 声が小さくなったり、話をしているとどんどん声が小さくなる
・ 話すスピードがどんどん早くなったり、逆にゆっくりしかしゃべれない
・ 声の高さやリズムが不規則になる
・ 鼻にぬけた声になったり、鼻声になる
・ ガラガラ声やかすれ声になる
・・・・・などの症状が1つ、もしくは2つ以上みられます。
脳梗塞や脳出血の場合、損傷部位や損傷範囲などによって障害の重症度が変わりま
す。原因疾患によっては症状が出現してから徐々に進行していく場合もあります

V 接し方
@ まずは話そうという気持ちになれる雰囲気づくり
静かな場所で、患者様がゆっくり話のできるような雰囲気づくりを心がけましょう。言
っていることが分からないからといって怒ったりしないで、根気よくしっかり耳を傾ける
姿勢が大切です。「ゆっくり話しなさい!」「はっきり話しなさい!」と言う指示はストレスを
与えるだけになるかもしれません。
A 話し言葉以外の伝達手段を活用
重度運動障害性構音障害の患者さんの場合、言いたいことが周囲に伝わらず大きな
ストレスになる場合があります。この場合は聞いて理解する力には問題がないので、患
者様に五十音表の指差しや筆談をしてもらうことなど様々な代償手段を活用すること
で、コミュニケーションがとれることがあります   ※言語聴覚士の専門書より





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